
No.2063
たのまれごとは
ためされごと
という言葉は有名だが…
カイロプラクティックと
オステオパシーを学び
人間関係が良くなる
選択心理士として
心と身体のバランスをみていく
永ちゃん先生です
今度の水曜日に青森市倫理法人会で
20分の
富士研修の体験と実践について
お話してほしいと
専任幹事のナルさんから
連絡があったのだが
なぜかしら気まずい
役員の皆さんは5時には
毎週会場作りと朝礼を行って
会員の皆さんを待っているのだが
私といえば
のこのこと6時前に行って
椅子に座っている
それも1か月に1回ほど
そんなポンコツが
みんなの前で
話して
いいのかしら
と頭の上に
クエスチョンがいくつも飛んでいる
確かに入会してから
2回富士研修に参加している
事務局長さんからは
永ちゃん先生は
富士研修に参加するために
単会に入っているんだね
と言われる始末
気を取り直していきますね
前回は入会して
2か月目で富士研修に参加した
中途半端さと
団体行動の大切さを
思い知らされた
研修の最後に
大切な人に手紙を書くのだが
90歳の母親に書いた
理由は
来年は亡くなっているかも
(まだ生きている)
どうも嫁さん
なんで
私でないのよ
と顔には出さないが…
そこで忘れ物を取り戻すために
今回は
嫁さんに
手紙を書く
ことが最大の目標となった
まあ
40年も連れ添ってくれて
ありがとう
としか言えないんだけどね
そのためだけに
参加することにしたのだが
もうひとつ問題を抱えていた
2月から
正式にアシスタントを
雇うことにした
今まで
何度もアシスタントを雇ったが
ひとり立ちさせたことがない
一緒に同じ空間にいると
イライラが止まらないからだ
これって病気と
思えるぐらいイライラが募る
名古屋で
アシスタントをしていた院長から
患者さんが15名超えたら
アシスタントを雇いなさい
と言われていたのに
雇うことができなかった
亡くなった父親が
よそでトラクターで
田んぼを耕しているのをみると
OO家では
耕しているんだぞ
なんでうちでは
やらないんだ
早くやれー
よそでやっているのを見ると
遅い私に対して
イライラが止まらないのだろう
さすがは親子で
イライラが止まらない遺伝子が
組み込まれているのが分かったので
雇うことはあきらめていた
しかし私が年をとることで
患者さんも年をとって
最後に会社はしりすぼみなっていく
すごく危機感は感じていた
若い人の力は絶対で
同じ方向性を持った人を
早く雇いたいと長年思っていた
そのためには
自分が変わらなくてはいけない
富士研修での2泊3日は
エゴ
が一切通用しない
いつのまにか自分中心に
世界がまわっているような
気になっているのを
世界を中心に
自分が回っていることを教えてくれる
まるで競走馬がレースのあとに
パドックで
心身をいやすのと同じで
自分の足元を見つめる
良い機会になる
3度目はないかも
と思っていたら
帰りの新幹線で
必ず連れて行くからねと
次期会長さんがにらんでいた
そうなると
態度はでかいが一会員のまま
参加することになる
Profile
1958年青森県生まれ。治療家の母の背中を見て、自らも治療家の道を志す。
名古屋の著名治療院で修業を積み、青森に帰郷。有限会社カイロプラクティック小野の設立。
日本カイロプラクティック師協会の初代会長として、後に顧問へ。
治療歴37年、患者数約16万人。
シカゴのナショナルカイロプラクティック大学、大連医科大での学び。1997年、世界カイロプラクティック大会in東京での研究発表、大絶賛を受ける。
治療法は、解剖学的治療、バイオエネジェティック、選択理論心理学の融合。患者の心と体へのアプローチに重点。30年通院したおばあちゃんの要望に応え、青森市に治療院開設への決意。
治療を通じて、患者とその家族の幸せの増進を目指す。