
No.2235
想定外のことが起こると
脳が固まるんですよ
カイロプラクティックと
オステオパシーを学び
人間関係が良くなる
選択心理士として
心と身体のバランスをみていく
永ちゃん先生です
最後の患者さんを笑顔で送りだして
今日も頑張ったね
と自分を承認して家路を急いだ🚗
8時には夕食にありつけるだろうと
津軽道を走っていたら
前の車がいきなり
左側に舵をとって
路肩の防護柵に突っ込んだと
思ったら
車は宙を舞い
横向きで
目の前に落下
目の前の出来事が
あまりにも想定外すぎて
頭がついていかない
脳が
フリーズしてしまった
かなりの間があってから
我に返りブレーキを踏んで
何とか事故に巻き込まれずに済んだ
ほっとしたのもつかの間
早く
助け出さないと
早く
警察に電話しないと
どっちが先よと
迷いながらも車に近づいた
死んだの
かしら
と思いつつ
運転席を見渡してもいない
ごそごそと音がしたと思ったら
後ろの座席の窓から
若い男が這い上がってきた
けがはなかったようだが
動転していたので
私が110番に電話したのだが
事故の現場はどのあたりですか
どのあたりといっても
津軽道の浪岡から
東五所川原インターの真ん中ぐらい…
そして対応した警察官の言葉が
皆さん出払っていて
ずぐには出動できないので
態勢を整えてから行くので
パトカーが到着するまでお待ち下さい
警察があてにならないの
そんなことある
後で分かったのが
車から
オイルが漏れだしたら
消防車を呼ぶ🚒
運転手が
けがをしていたら
救急車を呼ぶ🚑
車の移動のため
レッカー車を呼ぶ
これらは警察ではなくて
全部当事者か連絡すること
おいおい当事者が
ケガしてたら誰がやるのよ
私の車の後ろには長蛇の列で
皆さんのイライラ度が募る
ほんと何時になったら帰れるのかと
待っていたら
パトカーがサイレンを鳴らしてやってきた
誰ですか通報してくれたのは
名前と住所と携帯番号を聞かれ
事故車は
防護柵にぶつかる前に
フラフラして
いませんでしたか
いいえ
とはっきり答えたのだが
事故が起きた原因は
これが車の中に入ってきたから
災難だと思うしかないが
疑う
事は必要だなと😓😓
治療を終えて
これで良くなると帰したのに
予想とは違う結果が出ると
もっと
他に隠れている原因はないかと
疑うことで
奥に隠れていたものを
見つけ出すことができる
まるで玉ねぎの皮をむくがごとく
しかし
これでもかと
重症患者が押し寄せてくるので
悪戦苦闘の毎日
でもね
患者さんの笑顔を見たいから
頑張るしかないですね
追伸
今回は事故を免れたが
ちょいとスピードは控えめに
追い越しは少なめに
そうでなければ
次はあなたが事故の当事者になりますよ
と学んだ夜だった
Profile
1958年青森県生まれ。治療家の母の背中を見て、自らも治療家の道を志す。
名古屋の著名治療院で修業を積み、青森に帰郷。有限会社カイロプラクティック小野の設立。
日本カイロプラクティック師協会の初代会長として、後に顧問へ。
治療歴37年、患者数約16万人。
シカゴのナショナルカイロプラクティック大学、大連医科大での学び。1997年、世界カイロプラクティック大会in東京での研究発表、大絶賛を受ける。
治療法は、解剖学的治療、バイオエネジェティック、選択理論心理学の融合。患者の心と体へのアプローチに重点。30年通院したおばあちゃんの要望に応え、青森市に治療院開設への決意。
治療を通じて、患者とその家族の幸せの増進を目指す。