
No.2155
調子こいていると
落とし穴が
待っているんですよ
オステオパシーを学び
人間関係が良くなる
選択心理士として
心と身体のバランスをみていく
永ちゃん先生です
3日ほど
青森市に泊まって自宅に帰ったら
ブルーベリーの実が
大きくなっていた
日々成長している姿に
癒されたのと
頑張らなくてはと思えましたね
50代の女性の身体が
サインを出していたのに
見過ごしてしまったの巻😭😭😭
なじみの患者さんからの紹介でお見えになった
腰の付け根の関節に痛みがあったので
関節の痛みが治まるように
関節が喜ぶ方向にもっていって
テーピングで固定した
痛めた関節に負担がかからないように
骨盤をニュートラルにして
上部の腰の関節に動きをつけることで
圧痛のあった関節は安定して
これで良くなるはず😍😍
ということで返した
2回目の治療の時に
腰のあんばいは良くなってきたぞと思い
仰向けになってもらい
バイオエナジェティックの
治療で心と身体のバランスをとるために
20分ほど
休んでもらったのはいいいのだが
起き上がって下さい
に対して
動けない
そんなことはないはずですが…
ちょっとづつ
身体を動かして何とか立ったのだが
立ってしまえばなんともない
なに!
これ!
体重の圧力を
腰が分散できていない!
大きなサインが
彼女の身体から出ていたのに
見逃す失態をしてしまった😱
ここまでで
治療家の皆さんは
何を見落としていたか分かりますか
うちの患者さんだったら
分かる人が
何人もいるかもしれない
3回目の治療に来た時に
椅子から立ち上がるのは
なんともないのだが
寝て起き上がろうとすると
腰に
力が
入らない感じ
と聞いてやっとピンときた
若い奥さんだったら
必ず聞く質問をしていなかった
年齢が50代
身体ががっちりしている
子ども14歳前後
だったので
かってに思いこんでいたが
反省して質問した
帝王切開して
いませんか
2回
帝王切開しています
にすべての謎が解けたのと
初歩的ミスをしてしまい大反省🙏🙏
腰・骨盤の状態が
アキレス腱を切ったのと同じ状態にあった
アキレス腱を切ると
周りの筋肉とのバランスが崩れて
足首はぐらぐらになる
それと同じで
帝王切開するということは
腹筋を切ることになるので
腹筋と引っ張りあっている
背筋・腸腰筋・横隔膜に
力が入らなくなり
腰・骨盤がぐっと閉まらない
逆に
力が抜ける感じと
言っていいかも
そこで両膝を立ててもらい
お腹の傷を両手でつまんで
動きのある方から
動きのない方へ
グーと持っていくのだが
これが痛い
痛いということは
腹筋に力を入れられないと
いうことであり
周りの筋肉にも力が入らない
やさしく
動きのない方にもっていくのだが
激痛
だって
皮膚と腹筋と腹膜を
一緒に縫い上げているからね
痛みがとれるようになって
初めて腹筋に力が入り
腰・骨盤はグッと閉まる
帝王切開した人は
なんともないと思っても
必ず後々問題が出てくるからね
帝王切開の手術の方法が2通りあるが
後々のことを考えたら
へそから縦の切り口の方が
後遺症が少なくてすむ
筋肉は横に切られると
元の筋力を取り戻せないからです
何度も
帝王切開の人を治療して
症状も織り込み済みなのに…
こんな時は
まずいビールを
グイッと飲んで大反省会です
Profile
1958年青森県生まれ。治療家の母の背中を見て、自らも治療家の道を志す。
名古屋の著名治療院で修業を積み、青森に帰郷。有限会社カイロプラクティック小野の設立。
日本カイロプラクティック師協会の初代会長として、後に顧問へ。
治療歴37年、患者数約16万人。
シカゴのナショナルカイロプラクティック大学、大連医科大での学び。1997年、世界カイロプラクティック大会in東京での研究発表、大絶賛を受ける。
治療法は、解剖学的治療、バイオエネジェティック、選択理論心理学の融合。患者の心と体へのアプローチに重点。30年通院したおばあちゃんの要望に応え、青森市に治療院開設への決意。
治療を通じて、患者とその家族の幸せの増進を目指す。