
No.2109
治らないには
治らない
理由がある!
カイロプラクティックと
オステオパシーを学び
人間関係が良くなる
選択心理士として
心と身体のバランスをみていく
永ちゃん先生です
たけのこ(根まがり竹」を取りに
山に行ってもいいですか!
いいですよ
と答えたのに
行かなかった理由とは😂
半年ぐらい見なかったら
左の腰の4番と5番の
ヘルニアの手術をしていた50代の女性
手術の後は良かったのに
この頃
立つ時に腰がギクギクして痛い😭
椎間板は
クッションの働きと
関節の動きに関与している
ということは
椎間板ヘルニアの手術は
飛び出した部分(髄核)を切除するので
椎間板は厚みはなくなり
クッションの働きと関節の動きは
極端に少なくなる
手術した関節の
上と下の関節が
その分の動きを強いられることになる
え!
じゃ!
手術したら
それで
終わりじゃないの
そう各関節の
微調節
が必要になってくる
もし微調節をしなかったら
大きな動きを強いられた
関節の椎間板に負担がかかり
2~3年後には
再び
ヘルニアになって足がしびれてくる
彼女の腰は
手術したひとつ上の関節が
(左の腰の3番と4番の関節)
悲鳴を上げていた😱
ギクギクする関節に
負担がかからないように
骨盤の調節
手術した以外の
動きの少ない腰の関節に
動きをつける
腰の3番4番の動きを
抑えるために
それぞれの椎骨のゆがみを
とったうえで
圧着して固めた
それと
痛めた関節を前から支えている
腸腰筋を調節した
最後に
ギクギクしている関節に
テーピングで固定した🤩
これで
楽になるでしょ
と帰した
予想に反して
2回目の治療に来たら
前回より
歩き方がぎこちないぞ😱
痛めた関節に触れたら
ぎゃ!
と悲鳴が上がり
悪化していた
だって
弘前の桜祭りを見たかったんだもの
歩くたびに痛かった~😭😭
と言われても…
心の中で
桜よりも腰を優先しろよ
と思ったが
粛々と治療して
今度こそ良くなるであろう
と帰した
ところが
3回目に来た時も予想に反して
腰はギクギクしたまま
なんで
と悩んでいたら
彼女が一言
もしかしたら
これはやってはダメなことなの
しゃがんで両手で膝を抱えんで
ギュウ
と痛めた関節を
伸ばすとさっぱりするんです🤩
さすがでございます
痛めた関節を
安定
させようとしているのに
わざわざ
引き延ばす力を加えて
関節を
ぐらぐら
にする方向にもっていっている
確かに
新しい刺激を加えることで
元々の痛みがなくなり
さっぱり感は味わえる
彼女は正しいと
思ってやっているのだが
私から見たら
壊しているようにしかみえない
しゃがんで
両手で膝を抱え込み
ギュウとやらなければ
良くなるからね
と帰した
4回目の彼女はルンルン気分できた
腰のギクギクがなくなったの😍
うれしい
そこで山に行きたいの
タケノコの季節になってきたから
手術して
去年は行くことができなかったら
何としても今年は行きたいの
素晴らしい発想だと思い
行ってもいいよ
欲望を満たすのは大事なこと
ただし
タケノコを取りに行ったら
せっかく良くなった腰が
ギクギクになるけどね
腰がギクギクになって喜ぶのは
治療している私の方で
治療の回数が増えるのは
経営的にありがたいことなので
行ってもいいよ🤩
と優しく返答した
これには彼女は苦笑い🤣
先生に
そう言われたら行けないよ
普通だと
山にいくなと叱られるのに
行ってもいいよ
と言われるほど
いけないじゃん
彼女の心の中で
腰を
治すことを
優先するしかない
と思ってもらえるように返答しただけ
5回目の治療に来た時は
すたすたと歩いてきた
もはや別人
楽なったよ!
先生!
最初から
楽になるように
していたんですよ
に彼女はまたまた苦笑い🤣🤣
腰を痛めた時は
腰を治すことを
第一優先に考えないと
とんでもないことになるよの巻でした
Profile
1958年青森県生まれ。治療家の母の背中を見て、自らも治療家の道を志す。
名古屋の著名治療院で修業を積み、青森に帰郷。有限会社カイロプラクティック小野の設立。
日本カイロプラクティック師協会の初代会長として、後に顧問へ。
治療歴37年、患者数約16万人。
シカゴのナショナルカイロプラクティック大学、大連医科大での学び。1997年、世界カイロプラクティック大会in東京での研究発表、大絶賛を受ける。
治療法は、解剖学的治療、バイオエネジェティック、選択理論心理学の融合。患者の心と体へのアプローチに重点。30年通院したおばあちゃんの要望に応え、青森市に治療院開設への決意。
治療を通じて、患者とその家族の幸せの増進を目指す。